ベトナム戦争によって世界でもまれにみる大規模な破壊を受けたカンザーのマングローブ森。そして、その後の植林活動などによる再生。今では、マングローブの再生モデルとして、世界各国からも研究の対象になっているマングローブ森です。現在のカンザーでマングローブ林の保全・管理を行っている方から話を聞き、林内の水路クルージングで、マングローブの間近に見たり、２６メートルの展望台からは、マングローブが辺り一面に広がる景色をご覧頂けます。また、この森には、貴重な動植物を見ることも出来ます。他には、マンゴーの産地としても有名なところですので、収穫体験も可能です。

インド洋に光輝く島、スリランカは、「セイロンティー」として名高い紅茶の産地で、世界でも有数の生産量を誇ります。栽培場所により、香りも味も異なります。
代表的な産地のヌワラエリヤは、スリランカ南西部に位置する標高１８００mの丘陵地帯の街で、紅茶の産地として有名。また、英国統治下時代に、避暑地として開発され、英国風の建物が立ち並び、別名「リトルイングランド」とも呼ばれています。
紅茶づくりの体験を通して、地元の人たちと触れ合いも楽しみです。

カオラックのすぐ背後には、6つの国立公園と野生生物保護区からなる大自然が横たわります。（総面積約4000平方キロメートル）その中心をなすのは、タイ最大規模を誇るカオソック国立公園。カオラックから車で約1時間の距離ながら、複雑な地形にうっそうとした熱帯ジャングルが広がり、野生の象やトラ、豹に加え、ヤマネコやカモシカ、バクなどの希少動物が生息、また10月〜1月には世界一大きな花ラフレシアが咲くなど多様な生態系を有しています。なかでも見どころは、映画「アバター」の世界を彷彿させるような神々しい景観のチャオラン湖。湖面から空に向かって立ち上がる険しい峰々が、スコール後に湧きあがった雲上に姿を現す様子は、まさに神秘的です。

チェンマイは、バンコクの北部に位置し、かつてラーンナータイ王国の首都として栄えたタイ第２の都市です。近郊にはモン族やカレン族などの山岳民族が暮らし、工芸品など独自の文化が残っております。
腰織
仕組みは、縦糸を並べておいてぴんと張り、そこに横糸を繰り返し通すという単純なもの。その大きさや種類は手で持てるサイズの小さなものや、腰で固定する簡単なものから、大きな固定式の機や機械式の織機までさまざまである。
天然染料染め
藍や黒檀の実などを原料にした天然染料の布染め。
ポーサン傘工場
仕チェンマイ県サンカンぺーん郡にあるポーサン村は、紙すきから骨組、紙ハリ、色付け・模様、油塗など伝統的な工法で傘を生産してきた傘の名産地。